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病気・健康の知識

肺の気をアップするツボ・中府(ちゅうふ)

9月後半になり朝晩涼しく過ごせるようになりました。今回は「秋」の養生法として肺のツボである「中府(ちゅうふ)」をご紹介します。

秋は、東洋医学では「肺」の季節です。秋は肺が弱くやすくなるので肺の病気が出やすい季節です。暑い夏に冷たい飲み物や食べ物を摂ったり、エアコンで身体を冷やし過ぎると身体の中で露ができるようなもので、余分な水として体内に溜まります。これを「水毒」と言います。この余分な水分が秋の涼風によって冷やされ、肺に負担をかけます。

呼吸器系の病気にならないためにおススメなのが「中府(ちゅうふ)」への温灸です。中府の場所は、鎖骨の中点の下、約2cmのところにあります。腕を上げたときに膨らむところです。

ここを温めると肺の気が強くなり、経絡でいう「気」の巡りがよくなるので、身体全体も温まります。肺の気が弱くなって起こる症状として、せき・たん、のどの痛み、喘息、風邪、息切れ、鼻水・鼻づまり、肩こり、COPD(慢性閉塞性肺疾患)にも効果があります。咳が出るときなど指圧でマッサージをしても良いと思います。

冷え対策と肺の気を高めるツボ「中府」に「邵氏温灸器」で温灸を当ててみて下さい。

 

中府       小さいサイズ