不妊症・生理不順・更年期症状・足の冷え・のどの渇き・イライラ・のぼせ・足のむくみ

など女性がよく訴える症状がありますが、このような方にオススメなのが「三陰交（さんいんこう）」への温灸です。

「三陰交」とは、足の内側にあり、内くるぶしの一番高いところから指４本分上で、

骨の際にあるツボです（図参照）。

このあたりの皮膚をさすって指が止まるところが三陰交です。

「三陰交」は、肝・脾・腎の三つの陰の経絡が交わるツボです。

これらには①血液を蔵する②血液の流れを調整する③持って生まれた生命エネルギーの働きを調節する

という働きがあり、三陰交を使えば三つの働きが期待出来ます。
① 「肝」・・・血液が不足すると不眠や不安が多くなりますが、肝経を刺激すると血を巡らせる働きを助けます。
② 「脾」・・・食べ物から血は作られるので脾経を刺激すると血を増やす助けになります。また、体内の水分を調整する働きから、余分な水分を体外に排出し、むくみを改善します。

③ 「腎」・・・生まれてくる時に両親からもらったエネルギー（先天の気）が弱っている人は三陰交が冷えています。三陰交に温灸をすれば、不妊症、生理不順に良く、ホルモンバランスを整えます。

また、「高血圧」にもよく効きます。

東洋医学では、高血圧は陰のエネルギーが不足している（陰虚）ため

陰経に属する三陰交を刺激すると陰の気が増え、身体を落ち着かせます。

当社の「邵氏温灸器」で三陰交に温灸をあてると、足元からほんわかと全身に温かさが伝わってきます。

血液循環が改善され、利尿を促しますので貧血や下半身の冷え、むくみにもオススメします。