Dr.Shawkea Official Blog この手で、出来る限り多くの 新薬開発に貢献したい。医学博士 邵 輝

糖尿病へのタンポポ茶の応用

お知らせ | 2014-05-14

十一月十四日は「世界糖尿病デー」。

「糖尿病に対して団結しよう」というキャッチフレーズのもと、

世界各地で糖尿病抑制に向けたキャンペーンが行われる。

 

糖尿病は今や世界の成人人口のおよそ5-6%にあたる二億四千六百万人が抱える病気であり、

日本でも四十歳以上の三人に一人が糖尿病または糖尿病予備軍であると推定されている。

 

しかも、糖尿病は自覚症状がないまま進行するので、健康診断で注意を促されても生活習慣を

改善させることができず悪化させてしまうことが少なくない。

 

発売して間もないころより、ショウキT-1(以下、タンポポ茶)が糖尿病によいという

症例や実験例が寄せられ、現在も多くの方が糖尿病改善の一助としてタンポポを

飲まれているが、本稿では東洋医学的見地からその理由を、

また、それらを裏付ける実験結果と症例をあわせて紹介する。

 

東洋医学では、糖尿病は消渇という。

飲食の不摂生、精神的ストレス、過度の労働、肥満、先天的体質などが発生の主な原因であり、

陰が虚損して体内の水分が奪われ、乾燥して体内に乾いた熱を生じる。

 

東洋医学では胴体を上焦、中焦、下焦の三つに分け、あわせて三焦と呼ぶ。

 

中国の古典「金匱要略」によると、糖尿病になると上焦には肺の熱がこもりのどが渇く、

中焦には胃の熱がこもるためいくら食べてもお腹が減る、

下焦には腎の熱がこもり多尿となるため腎臓の負担が大きくなる。

 

タンポポ茶には三焦を開く、つまり全身の毛細血管を開き、

かつ利尿する働きがあるので、体の中の湿熱を取る。重症化を避けるためには、

できるだけ三焦に湿熱としてある間に対処するのがよい。

 

というのは、三焦にたまった湿熱はやがて三焦と表裏している心包に入ってお皿を作るが、

これが問題であるからである。

 

心包には二つの大きな役割がある。一つは神志を主る。

これは精神のことで病むとうつになる。もう一つは血脈を主る。

これは血管のことで、病むと狭心症や心筋梗塞、脳梗塞になる。

 

目の毛細血管が壊れると網膜症に、腎臓の血管が壊れると腎透析になる。

これは糖尿病患者がうつになりやすいことや、血管がボロボロになり血栓ができて

全身で詰まる西洋医学の知見とも合致する。この場合も全身の毛細血管をひらいて

尿を出すのが有効であるので、タンポポ茶が適している。

 

また「金匱要略」に糖尿病にはハ味地黄丸が効くとある。

ハ味地黄丸が補腎の薬であるが、これは糖尿病になると全身的な新陳代謝の

異常により生体の機能が低下し、東洋医学でいう腎虚の状態になるからである。

病状が進行して透析などに移行した場合、六味丸(陰虚)、ハ味丸(陽虚)で

補腎する処方が考えられる。

 

さらに柴芩湯を加えてもよい。タンポポ茶には補腎の働きをするアリが入っており、

タンポポの湿熱を取る働きとあわせて効果がある。

尿毒症になり体が痒くなる症状に対しては、竜胆瀉肝湯や黄連解毒湯(清熱)などで解毒作用を高める。

 

健康プラス vol.15(2011年)より抜粋

kenkoplus15

タンポポT-1の婦人科領域への応用

お知らせ | 2014-05-10

2006年10月に開催されたThe 5th Internationtal Symposium on TCM , Tianjin Chinaにおいて、タンポポT-1が女性ホルモンに与える影響に関する研究論文が発表され、大きな反響を呼んだ。その論文より一部抜粋して紹介する。

 

産婦人科領域、特に不妊症、卵巣機能不全や更年期障害などの臨床に、中国やドイツでは昔からタンポポが比較的よく使用されている。西洋医学の観点からは、視床下部、下垂体、性腺系の内分泌学的な機序への関与が推察される。

生殖年齢の女性(20-45歳)において、タンポポから抽出したT-1成分(以下タンポポT-1)服用前と服用3ケ月後における各種ホルモンの推移について検討した結果、以下の四点が確認された。

①   下垂体より分泌された卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)が上昇する傾向にあった。

②   催乳ホルモン(プロラクチン:PRL)を低下させることが確認された。

③   卵胞ホルモン(エストラジオール:E2)と黄体ホルモン(プロゲステロン:P)の上昇傾向が多く認められた。

④   生理痛や冷え症などの自覚症状の改善が大きい人ほど、この傾向が多く認められた。

 

たんポポT-1の性ホルモンに対する影響

生殖年齢の女性、58名に対して1日あたり36mgのタンポポT-1を投与し、服用前及び服用3ヶ月後に同一性周期における卵胞刺激ホルモン、催乳ホルモン、卵胞ホルモン、黄体ホルモンの変動を検討した。

58人中、30人(51.7%)は卵胞刺激ホルモンが上昇する傾向にあり、36人(62.1%)に黄体化ホルモンが上昇する傾向が見られた。43人(74.1%)において卵胞ホルモンが上昇し、21人(36.2%)に黄体ホルモンの上昇が認められた。卵胞ホルモンが上昇した43人において平均で36ng/ml上昇し、黄体ホルモンが上昇した21人においては平均で5.2ng/mlの上昇が認められた。

55人(94.8%)において生理痛や冷え症などの自覚症状が改善し、その程度が大きい者ほどこの傾向が多く認められた。

また、もともと催乳ホルモン値が高い3名の被験者は、タンポポT-1を服用して3ヶ月後、同値が下がったことが確認された。

 

 

別の実験において、タンポポT-1を投与したラット脳中のノルエピネフリン、ドーパミン、セロトニンの増加が確認された。これらの物質は痴呆とも関係が深いとされており、タンポポT-1の薬理作用の多様性が期待される。

 

健康プラス vol.2(2007年発行)より抜粋

kenkoplus-no2

 

 

新刊「赤ちゃんを授かりました」発売開始しています。

お知らせ | 2014-04-24

日本最高峰の不妊治療専門クリニック「英ウィメンズクリニック」塩谷理事長と共同執筆にて新刊「赤ちゃんを授かりました」を出版いたしました。

原因不明の不妊で悩んでいる人、高齢だから、持病があるからとあきらめている人に是非読んでいただきたい内容になっています。

 

syousensei

ご購入は全国の書店、子宝カウンセラーの会会員店にてお問合せ下さい。