Dr.Shawkea Official Blog この手で、出来る限り多くの 新薬開発に貢献したい。医学博士 邵 輝

PROFILE

医学博士  邵 輝(しょうき)

北京中医薬大学医学部を卒業後、大阪大学医学部に留学。現在は全国各地の講師・講演を務める傍ら、新商品開発に向けて研究に情熱を注ぐ。
医学博士として東洋医学と西洋医学に精通し、将来の東西両医学の発展的融合を目指す貴重な第一人者

体の外に出す健康法 ~毒について考える(環境ホルモンについて)~

解毒革命 | 2016-12-18

解毒の重要性について、前回は有害物質について お伝えしましたが、今回は、二つ目の毒『環境ホルモン』 について考えていきましょう。

近年、内分泌かく乱化学物質、いわゆる「環境ホルモン」 が生殖器に与える影響が大きく取りざたされています。

環境ホルモンが体内に蓄積されると生殖系に影響が出やすい といわれており、子宮内膜症、不妊、生殖器異常などの一因は 環境ホルモンであるとの研究も進められています。

1980年頃にイギリスでは、羊毛工場で使用されていた物質が 原因で雌雄同体の魚が発見され、同年頃のアメリカでは、 農薬工場から流れ出た物質による汚染で、湖に棲むオスの ワニの大半に脱雄性化が見られたことが報告されています。

野生生物で報告されている甲状腺の機能異常、 妊娠率の低下、生殖行動異常、生殖器の奇形、脱雄性化、 雄性化、免疫機能の低下は、環境ホルモンを投与した 動物実験においても確認されています。

このような環境ホルモンの影響と見られる異変は、 遠洋や極地にまで及んでおり、人類もその例外ではありません。

デンマークの研究によると、正常な男性の精子数を 分析した結果、成人男性の平均精子数は1938年当時、 精液1CC当たり1億個あった精子が、1990年には 5000万~6000万個にまで減少していました。

また、1971年まで流産防止などの目的でアメリカを中心に 合成女性ホルモン・DES(ジエチルスチルベストロール)が 使用されていましたが、妊娠期にDESを服用していた母親から 生まれた若い女性に膣ガンが数多く発見され、また、 男性では精巣が陰嚢まで降りてこない停留精巣や精巣ガンなど 生殖器官の異常が多く見られています。

女性の乳ガンや男性の精巣ガンが近年増加しているとの 報告もありますが、これらの原因としても 環境ホルモンの影響が疑われています。

ヒトでの研究では、環境ホルモンに急激かつ大量に さらされた場合の影響は報告されていますが、 少量の環境ホルモンに慢性的にさらされた場合の影響については、 まだ明らかにされていません。

しかし、動物に見られた異常がヒトにも起こりうることは 十分に考えられます。少量のダイオキシンを飲んで、 どのように排出されるかを調べたスイスのポワジェ教授の実験によると、 最初の3日間で11.5%が尿を通して排出されましたが、 残りは腸から吸収されて脂肪組織に集まり、 濃度が半分になるまで5年と推定されました。

環境ホルモンは、それを避けられない状況にあって、 体内にとどまりやすいというその性格を考えると、 大変厄介な問題であるといえます。

しかし、環境ホルモンの人体への蓄積を少しでも減らすために、 解毒力のある食材を摂るなどいろいろな工夫をすることはできます。

たんぽぽ茶ショウキT-1は胆汁分泌を促進します。

肝臓で作られる胆汁には、体に不要なものを排泄する働きがあり、 腸の蠕動運動を促しますので、有毒物質が便と一緒に排泄される のを助けます。

積極的に解毒を行って体内の環境ホルモンを 排泄していきましょう。

解毒革命より一部抜粋 邵輝(ショウキ)