Dr.Shawkea Official Blog この手で、出来る限り多くの 新薬開発に貢献したい。医学博士 邵 輝

体の外に出す健康法 ~解毒は新しい考え方ではない?!~

解毒革命 | 2016-11-20

体の外に出す健康法 ~解毒は新しい考え方ではない?!~

テレビやネットなどで解毒(デトックス)が取り上げられ、 注目されるようになりましたが、実は「解毒(デトックス)」 と新しい考え方ではなく、ずっと昔から世界各地で 行われていたことをご存知でしたか?

例えば、ヨーロッパでは冬に野菜が不足するので、 肉や乳製品の保存食を中心とした食事となる事で 体に毒が溜まります。

そこで春になると体に溜まった毒を タンポポの強い解毒力で排出する習慣があります。 また、アボリジニーやアメリカインディアンも、 伝統的に解毒力のあるハーブを使っています。

実はおもしろいことに、中国と日本において 解毒が注目されるようになった過程は非常に似ているのです。

中国では、明治時代以降、南部地域で二毛作が発達し、 食糧状況が格段に改善されました。

しかし、食べ過ぎで体に「湿」という毒が溜まり、 さまざまな病気を引き起こす原因にもなりました。

この時代以降大きく発展した温病学の柱の一つは 「湿をどう体から取り去るか」ということ、 すなわち解毒なのです。

※温病学とは温熱邪が発病因子と考える。 対して傷寒論とは風寒邪が発病因子と考える。

一方、日本においても解毒は重要視されてきました。 日本漢方は大きく古方派と後世派に分かれます。

古方派は吉益東洞を中心に万病一毒説を唱え、 汗、吐、下による解毒を行いました。

元禄時代になり生活が豊かになってくると、 後世派にも解毒の重要性を主張する森道伯が現れます。

森道伯は食毒、瘀血、水毒を三毒と称して、 解毒の重要性を説きました。すなわち、 生活が豊かになるにつれて体に余分なものが 溜まって毒になり病気を引き起こすようになった結果、 解毒の重要性が大きく取り上げられるようになったのです。

飽食の時代に生きる私たちの生活についても 同じことがいえます。

戦後、私たちの生活は豊かになり、 昔ならほとんど口にしなかった肉や乳製品、 添加物を毎日のように食べています。

消費者が見た目のよさを気にするために 野菜には大量の農薬が使用され、 便利な生活を支える石油製品や化学薬品からは、 環境ホルモンの影響を受けています。

毎日さまざまな毒を受けている今、 解毒が注目を浴びるのはむしろ当然のことかもしれませんね。

解毒革命より一部抜粋  邵輝(ショウキ)

 

体の外に出す健康法 ~「入れる」から「出す」健康法~

解毒革命 | 2016-11-06

この近年で医療を取り巻く環境は大きく変わりました。以前は、お医者さんのいうことは絶対でしたが、今は自分の健康に対してもっと積極的にかかわる人が増えてきました。

インターネットやSNS、スマートフォンの普及で世界中の情報が容易に入手できるようになり、患者同士で情報交換もしやすくなってきています。

セカンドオピニオンやインフォームドコンセントという考え方も浸透しつつあります。

また、保険料の値上がりや高齢化社会への不安から、自分の体は自分で守ろうという健康に対する意識が強くなっています。

こういった社会の変化や不安が今の健康ブームを後押ししています。

テレビや雑誌、インターネットなどでは次々と健康法が紹介され、健康食品やサプリメントがお店の棚いっぱいに並べられています。

ビタミンCやカルシウムなど不足しがちな栄養素を錠剤で摂取するなど「何かよいものを体の中に入れる」ことは、今やすっかり定着してきた感があります。

しかし、その主流が「入れる健康法」から少しずつ「いらないものを出す健康法」へと変わってきています。

最近、「解毒」(デトックス)が老化防止や生活習慣の予防に効果があるということで、大きな注目を集めています。従来の「入れる健康法」は、身体に不足している栄養素や有効成分を補うことを目的とする「足し算」の健康法でした。

しかし、解毒は体から余分なものを取り除く「引き算」の健康法です。これまで体に何かを入れる健康法ばかりに目を向けていた人たちが「入れることも大切だが、有害なものや不必要なものを排泄するほうが大切である」と解毒の重要性に気づき始めたのです。

シャネルのデザイナーであるカール・ラガーフェルド氏は「毒出しジュース」を飲んで、なんと42㎏も体重が減ったといいます。

下半身太りのむくみが取れた、疲労感が解消した、糖尿病の通院が不要になったなど、体の毒を出すことで多くの人が健康を取り戻しているのです。

 

解毒革命より一部抜粋  邵輝(ショウキ)