Dr.Shawkea Official Blog この手で、出来る限り多くの 新薬開発に貢献したい。医学博士 邵 輝

―プチ断食で卵巣力アップ―

赤ちゃんを授かりました! | 2015-10-25

良質の卵子を育てるには、卵巣に栄養を送らなければいけません。卵胞は、「原始卵胞→1次卵胞→2次卵胞→前胞状卵胞→胞状卵胞→排卵前の成熟した卵胞」という過程を180日ほどかけて排卵しますが、このとき、ただ美味しいものを食べればいいというわけではありません。卵巣力をアップさせるには、3章でお話しした理由からタンポポT-1を体の中に取り入れることと、もう1つ、私は「プチ断食」をお勧めしたいと思います。

 

とはいいましても、これも闇雲に行うのでは効果がありません。排卵前の5日間〜最低でも3日間を1日1食にします。

 

なぜかプチ断食がいいかというと、それは人間の「欲」、「本能」といったことに関わってきます。簡単にいえば、人間は食欲旺盛でそれが満たされた状態では、子孫をつくる欲望が薄れます。反対に飢餓状態だと、子孫をつくる意欲が旺盛になるものなのです。

 

その証拠に、自律神経は食事をしているときには副交感神経が優位になりますが、性交のときには交感神経が優位になります。そして、副交感神経と交感神経が同時に活発になることは、あり得ません。

 

危機感があるからこそ、人類は子孫を残し、ここまで繁栄してきたのです。翻って、少子化が大きな問題となっている現在の日本は、食べたい物は何でも食べられるような、超栄養過剰社会です。前に、私は「脳が排卵する」といいましたが、栄養過剰な状態では、脳は安心してしまい、妊娠という大事な作業をおろそかにしてしまうのです。

 

ですから、プチ断食をして、脳に飢餓状態を察知させ、危機感を覚えさせるのです。すると脳は、自分の子孫を残そうとして、妊娠に必要な仕事を頑張ってするというわけなのです。

 

さらに、このプチ断食中に、できるだけ卵巣の力を出せるには、1日3〜5回タンポポT-1の摂取が有効です。

 

また、栄養過多や満腹状態は、ミトコンドリアも弱くなります。そういう意味でも、この「プチ断食+タンポポT-1」は有効と考えられます。

 

 

 

赤ちゃんを授かりました!より一部抜粋

                               邵 輝(ショウキ)

―棗(なつめ)と阿膠(あぎょう)で体質改善―

赤ちゃんを授かりました! | 2015-10-18

体を温めるということでは、棗の力も見逃せません。

 

中医学では、女性のトラブルの多くは気血の不足と考えられています。特に、「血虚(けっきょ)」という血が足りない状態では、疲れやすい、月経不順、便秘、皮膚や髪に潤いがなくなる、指先や足の裏がひび割れる、血色が悪い、爪が割れやすい、冷え、めまい(貧血症状)などの症状が現れやすく、反対に、血が詰まっている状態、すなわち血行不良の状態(お血)では、月経痛や生理痛のような痛みが出やすい、鬱状態になる、チアノーゼ(血液中の酸素濃度が低下して皮膚や粘膜が青紫色に見える状態)になる、内出血しやすいといったことが起こります。

 

こうした血虚やお血は、妊娠を遠ざけます。なぜなら卵子は「血(けつ)」でつくるのですから、当然のことなのです。

 

中国ではこうした症状に、昔から棗(なつめ)と阿膠(あぎょう)が漢方薬として処方されてきました。阿膠とはいわゆるコラーゲンのことですが、これらは血行を良くし、体を温め、体力をつけるなどの作用があり、「女性の宝」ともいわれています。

 

また、棗の果実には、タンパク質、糖質、粘液質、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸、ミネラル、ビタミンが含まれています。なかでも鉄分や葉酸は豊富で、これらは女性が妊娠するための重要なミネラルとビタミンです。

 

さらに、棗の中にはメラトニン様物質が含まれています。メラトニンは眠りを誘うホルモンとしてよく知られていますが、脈拍、体温、血圧を下げることによって睡眠と覚醒のリズムを上手に調整します。この棗のメラトニン様物質も同様の作用がありますから、妊娠に重要な質の良い睡眠が期待できるというわけです。

 

これも、不妊体質改善の一助となります。

 

 

 

赤ちゃんを授かりました!より一部抜粋

                               邵 輝(ショウキ)

―卲氏温灸器とカイロの違い―

赤ちゃんを授かりました! | 2015-10-11

鼠径部(そけいぶ)を温めると「足の陽明胃経」の働きが良くなり、内臓の奥まで温まります。

 

それと人迎(じんげい)や神厥(しんけつ)というツボや、耳も効果的です。人迎は喉仏の両脇の脈拍を感じるあたりにあるツボで、神厥(しんけつ)はおへその中央に位置するツボです。

 

耳は、中医学では「宗脈の集まりなり」(『黄帝台経霊枢』)といわれています。これは、「耳の中にはあちこちから気が流れ込んでいる」という意味です。

 

また、耳の形は子宮の形に似ています。耳を温めることは、子宮を温めることに通じ、妊娠しやすい体質をつくることにつながります。ちなみに、耳が硬い状態は、心や体が緊張している状態です。温めることでその緊張も解け、体内環境が良くなります。

 

温灸は朝晩行うのがベストです。しかし、時間がなければ、毎晩お風呂あがりに行いましょう。「温めるなら、カイロでもいいのでは?」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、カイロと温灸では、温まり方が違うのです。温灸は、熱が深く浸透して体の芯から温めることができるのに対し、カイロは皮膚の表面を温めるだけなのです。妊娠を望むなら、体の中、内臓の中心まで温めて、冷えを改善することが大切です。

 

ちなみに、温灸器にはいろいろありますが、私が開発したものは1000年以上の歴史を守りながら改良を重ねてきたものです。温灸剤にはよもぎを使用していますが、炭化させて煙をカットしているため、いやな臭いがありません。また、熱くないため直接肌に触れても火傷の心配がなく、肌に温灸器の跡がつかない、1人でできるなど、手軽に利用していただけるものとなっています。

 

 

赤ちゃんを授かりました!より一部抜粋

                               邵 輝(ショウキ)